2019年、企業変革プラン「Transform Olympus」を発表したグローバル・メドテックカンパニーのオリンパスは、医療水準をさらに向上させるために貢献するリーディングカンパニーとして、重要かつ長期的な成長市場でその存在を高めるため、新たなコーポレートムービーを必要としていました。
企業の想いやビジョン、サービスや商品のコンセプトを様々な表現で展開し、企業の周知とブランド価値を高めるための重要なコンテンツであるコーポレートムービーにオリンパスが求めたのは、単に同社の事業内容を発信するだけでなく、100年の歩みを通じて事業の目的や将来性、内視鏡やビデオイメージングシステムなど製品の差別化ポイント、医療機関との革新的かつ持続可能な取り組みなど、同社の魅力をグローバル・スケールで伝える動画であるということ。
オリンパス・ブランドをこの上ない効果的な表現で発信する動画—その制作に選ばれたのがパラダイムです。
制作についての提案時からオリンパスの担当チームと密に連携を取り、企画構成にて動画の目的を明確にし、期待に沿った成果を出すよう入念に絵コンテを描き出し、英語・日本語・中国語それぞれの言語でメッセージがわかりやすく性格に伝わるように脚本を作成しました。
撮影においては、グローバル・カンパニーとしてのオリンパスの存在を表現すべく、ストック映像素材の使用は最小限に抑え、日本・アメリカ・ドイツのそれぞれの拠点へ撮影クルーを派遣し、エイドリアン・ラコステ監督の指揮のもと、ドローンやヴィンテージの単焦点レンズなどの機材・技術を駆使して行いました。オリンパスが掲げる「世界の人々の健康と安心、心の豊かさ」を動画が忠実に表現できるように、日本の制作チームや現地の担当者と絵コンテや脚本内容の確認しながら、照明や色彩、特殊効果など撮影にかかわるすべての要素において細心の注意を払い、作業を円滑に進めることができました。
動画編集においても、ご希望の納期までに成果物をお届けできることで定評のあるパラダイムの制作チームが、仮編集から本編集、音入れ、試写、最終的なチェックに至るまで迅速に作業を行い、ウェブサイトやソーシャルメディア、イベントなど多岐にわたる使用に合わせて完パケを納品いたしました。
本プロジェクトの統括を担っていただいたオリンパスのブランド・コミュニケーションズ・マネージャーの岡本 英己 様からは、
「このプロジェクトに共に取り組んでくれたパラダイムチームに、心から感謝を述べたいと思います。完成した動画は当社の経営陣や主要ステークホルダーからも非常に良い評価をいただいており、今後様々なシーンで活用していく予定です。パラダイムの皆さんとご一緒できて、本当に良かったです。」
と温かいお言葉をいただいています。
パラダイムが制作に携わったオリンパスの新たなコーポレートムービーを、ページ下部よりぜひご視聴ください。
ブランド・コミュニケーションズ・マネージャー
オリンパス