2024年6月、日興アセットマネジメントは今年で5回目となる年次サステナビリティレポートを発刊しました。ブランドらしさが際立つ仕上がりになったと思います。
パラダイムは2019年から毎年、たくさんの有益な情報が詰まったレポートの発刊を、デザイン、レイアウト、編集、写真撮影などで支援してきました。毎年、日興アセットマネジメントが一年を通して行ってきたサステナビリティの取り組みを、垣間見れるレポートになっています。サステナビリティの考え方がどう投資戦略に反映されているのか、また、日興アセットマネジメントが事業を展開するコミュニティや周辺環境を、企業としてどう支援していけるか、といった幅広い観点が盛り込まれています。
2024年も、パラダイムはグローバル・コーポレート・サステナビリティ・チームと協力し、2023年度の活動をまとめたレポートを制作しました。日興アセットマネジメントのチームが重要視したのは、毎年、前年のレポートとははっきりと異なるデザインにすることでした。この要望を受け、私たちは、レポートの表紙と裏表紙、そして各セクションを分ける仕切りページに、世界中のオフィスでサステナビリティの活動に取り組むその年の従業員たちをリアルに写した、強いメッセージ性のある写真を掲載することを提案しました。チームの方々は、この提案を大変気に入ってくださいました。
今年のサステナビリティレポートの表紙を飾るのは、日興アセットマネジメントが支援するチャリティ団体 South Bronx United主催のLiteracy Day(識字デー)にて、アメリカオフィスの従業員が子供たちに本の読み聞かせをする様子を撮影した写真です。日興アセットマネジメントのサステナビリティレポートでは、毎年変わらず表紙に登場するタグラインがあります。それが、「Invested in sustainability」です。「サステナビリティに投資する」というメッセージを伝えるこのタグラインは、2年目のサステナビリティレポートでパラダイムが提案したものです。
パラダイムでは、ストックフォトの使用を最小限にし、本物の写真をできるだけ多く掲載することで、その企業にしかないオーセンティックな雰囲気を映し出し、コンテンツに説得力を持たせることができると信じています。日興アセットマネジメントにご提供いただいた写真から掲載対象を選定し、さらに東京を拠点とするチームの撮影も手配・監修しました。あらかじめ構図を決めた写真と自然体の写真、屋外の写真と屋内の写真、穏やかな静止画とダイナミックな動きのある写真の絶妙なバランスを探り続けました。
また、レポートに掲載するインフォグラフィックス、チャート、表、その他データの可視化についても、パラダイムが制作・刷新・編集しました。日興アセットマネジメントのブランドガイドラインに定めるカラーと一致するよう、すべての要素で細かな調整をしています。
レポートの内容についても、パラダイムのエディターが英語と日本語で緻密な編集を行い、読者向けにさらに情報が必要と思われるセクションを特定し、各章の草案で重複する箇所などは削除することで、しっかりとした情報量ながらすっきりと読みやすい内容に仕上がりました。また、依頼を受けた箇所は追加で執筆も行い、章のタイトルについてはパラダイムが提案したものが多く採用されています。
2024 年のサステナビリティ レポートをこちらからご覧ください。
日興アセットマネジメントのサステナビリティへの取り組みに、こうして関われていることを大変光栄に思います。日興アセットマネジメント、そしてサステナビリティレポートが、今後どのような進化を遂げていくのか、2025年も間近で見守れることを今から楽しみにしています。
サステナビリティレポート 2023の表紙と仕切りページには、日興アセットマネジメントの各オフィスから一人ずつ従業員の写真を掲載することを提案し、写真撮影も監修しました。「サステナビリティに投資する」というメッセージを、日興アセットマネジメントの従業員たちがどう実行しているのかを伝えることをコンセプトに、事業拠点とするコミュニティとその周辺環境、そして投資活動について、各従業員たちが思いを巡らせる様子を掲載しました。
2021年度の活動を報告したサステナビリティレポート 2022の表紙では、パンデミック中に起きたリモートワークへの転換を描くと同時に、4大陸で活動する日興アセットマネジメントの従業員の多様性にフィーチャーすることができました。