2022年、「あなたらしく 思いのままに」をキャッチコピーとしたIHGのグローバルマーケティングキャンペーンが、日本の主要都市を中心に展開しました。
このキャンペーンは、何百万人もの目に留まることとなります。山手線の車両広告、新宿と東京駅の街頭ビジョン、大阪・梅田コンコースのデジタルポスター、日本航空の国内線/国際線の機内動画をはじめ、国内各地で多くの人々を惹きつける都市で、大々的にキャンペーンが打ち出されました。
注目を集めるマーケティングキャンペーンの展開に、世界規模で事業を行うIHGホテルズ&リゾーツがパートナーに選んだのは、パラダイムでした。パラダイムは、ローカリゼーション、日本語のコピーライティング、アセット制作を担当しました。
OOH広告(街頭広告や交通広告など)のほかにも、YouTubeやFacebook、Instagram、LINEなどのデジタルチャネルに向けた有料のソーシャルメディア広告も制作しました。
パラダイムはこのキャンペーンを通じ、デジタル世界と現実世界の両方において、国内各地の行く先々で人々の目に「IHGグループ」が映る状態を作り出しました。
IHGホテルズ&リゾーツとパラダイムの提携は、2018年に始まりました。当時は、インターコンチネンタルブランドが九州の土地に初めてホテルをオープンしようとしていた時でした。それが「ANA インターコンチネンタル別府リゾート&スパ」です。パラダイムは、別府リゾート&スパのWebサイト開発のピッチを勝ち取りました。
翌年、この重要プロジェクトを無事完了させたあと、もう一つのIHGブランド「ホテルインディゴ」のWebサイト開発、デザイン、ライティングもご依頼いただきました。ホテルインディゴは当初、日本初進出となるホテルのオープニングを控えていました。こうしてパラダイムが作り上げたのが、「ホテルインディゴ箱根強羅」のWebサイトです。ちょうどホテルインディゴがブランドアイデンティティとトーン・オブ・ボイスを大幅に刷新したタイミングでもあり、パラダイムが制作したホテルインディゴ箱根強羅のWebサイトは、生まれ変わったブランドのアイデンティティと「声」を初めて採用したプロジェクトにもなりました。
2021年の秋以降、パラダイムは季節キャンペーンのデジタルバナー広告を制作するなど、IHGの日本におけるプロモーションキャンペーンを全面的にサポートしています。現在、パラダイムは、IHGグループの日本市場における専属クリエイティブエージェンシーとなっています。長年IHGグループのプロジェクトに携わる中で、パラダイムは「IHGブランドとは何か」のみならず、そのビジネスや顧客のニーズに至るまでを深く理解し、IHGチームとも非常に強い絆を築き上げてきました。
そんなパラダイムとの関係について、IHGで日本、オーストラリア、太平洋地域におけるキャンペーンマネジメントのシニアマネージャーを務めるCampbell Troy氏からは、このようなお言葉をいただいています。「パラダイムは、いつも本当にワクワクする方法でキャンペーンに命を吹き込んでくれます。パラダイムのチームは当社ブランドのガイドラインやクリエイティブプラットフォームを非常によく理解してくれているので、ローカリゼーションでもイニシアチブをとってキャンペーンにインパクトを出し、当ブランドのグローバルプレゼンス拡大を手助けしてくれています」
IHGとパラダイムの信頼関係は時を重ねるごとに深まり、今では日本市場だけでなく、アジア、オセアニア市場へのキャンペーン展開もサポートしています。
旅する人々がどこへ行っても、見慣れた景色が一つある。パラダイムはこれからも、IHGグループのそんなブランド作りをお手伝いしていきます。
マーケティングを担当するシニアマネージャー
IHGホテルズ&リゾーツ 日本およびオーストラレーシア