変化し続ける – ラン・フォー・ザ・キュアのブランド刷新

Paddy O’Connor  クリエイティブ ディレクター

パラダイムは先日、ラン・フォー・ザ・キュアファンデーションが必要と感じていたブランド課題の解決に携わりました。

2002年から開始した彼らの慈善事業は年々影響力を増していき、ピンクボールやカジノナイトだけでなく、キュジーヌ・フォー・ザ・キュア、PiNK誌、PiNKビューティーパーティー、レモンプロジェクト、また原点である東京ランやウォークに至るまでこれまで以上に拡大してきています。

そんな中で、当団体のスタッフは将来的に行いたい多くのアイデアや新たな取り組みがあっても「ラン・フォー・ザ・キュア」という名前により少し制限があるように感じていました。

そこで、私たちを含め多くの方が省略してRFTCと呼んでいることもあり、RFTCを正式名称にしてみてはどうかと提案をしたところ、それが採用され、「RFTC – Japan’s Leading Breast Cancer Funcation」として正式に公表されることに決定しました。

パラダイムは総合的ブランド刷新のチームを結成し、新ブランドがどの場面においても効果的に活用されるために可能な限り全てのブランド販促物を調査し、また国内外NPOブランドの特色を通してトレンドや可能性を見極めました。

そして、RFTCチームと共に将来性のあるクリティティブな方向へと発展を遂げ、何度もの改善を繰り返し、最終的に生まれ変わった新しいRFTCのアイデンティティーを確立することができました。この新ブランドは、今年のピンクボールで公表され、参加者の方々からはとても良い評価を頂くことができました。

パラダイムは現在、この新ブランドアイデンティティーを幅広い販促物へ反映するためにブランドアプリケーションガイドラインを作成し、また今年末に公開予定の新ウェブサイトの準備をしています。